小児救急の受け入れ体制と病院対応【血友病】
- 2018.10.17
- 制度・歴史
小児救急の病院対応
病気の話ばかりなので、少し話題を変えようと思ったのですが、どうしても話したかったこの話題。持病のない方でも、少しは役に立つと思います!ぜひ読んでみてください!!
救急車を利用された方は経験ありませんか?
今まで息子のことで二度、救急車を利用しました。
一度目は、病院から病院への搬送。
二度目は、消防署へ直接駆けつけての利用でした。
救急車に乗った後、どのような流れになると思いますか?
スムーズに搬送させると思いますか?
受け入れてくれる病院はすぐに見つかる?
答えはNOです!!
特に小児救急は簡単に断られます!!
当直で小児の医師がいないと、まぁ断られます。
ましてや「血友病です」なんて言えば、その時点でアウトです!!
子ども、特に月齢が低いとどうしても対応が難しいので、そのリスクを避けて断られてしまうみたいです。
小児救急の問題
救急隊員の方々や、看護師さんもおっしゃっていました。
しっかりと体制の整った地域もたくさんあると思いますが、私の住む地域では、なかなか受け入れがうまくいかないのが現状で問題視されているようです。
これは病院側の問題なのか?
それとも、地域の規定みたいなものが問題なのか?
なんだか解決するように思えませんね・・・。
では、どうすればいいの??
直接病院へ駆け込んでください!!
これは救急隊員の方のアドバイスですが、病院側は直接来た患者さんを断ることができないそうです。
もちろん!意識がないなどの緊急を要する場合は救急車を呼んでくださいね!!
緊急時、かかりつけ医院がお休みの場合もあります。
その時のために、大きな病院も調べておきましょう。
軽い風邪の時などに一度利用して、雰囲気だけでも調べておくのもいいかもしれませんね。
何もないに越したことはありませんが、万一に備えておくことはとても大切なことです。
ちなみに私は
血友病と診断されてから、公園の遊具から転落したことをきっかけに、主治医の先生から「今後、今回のようなことは沢山あると思うので、24時間受け入れ患者にするよう相談してみます。」とお言葉を頂きました。
持病をお持ちの方は、こういった対応もあるのではないでしょうか。
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