3歳の息子が新型コロナウイルス(COVID-19)検査を受けました
- 2020.10.05
- 子育て
私たちの生活を一変させた新型コロナウイルス。
我が家でも日々の感染予防対策はもちろん、人ごみを避けた活動を徹底していますが普段からインドア派の私たちにはそれほど苦にはならず、むしろお家時間を充実させる良い機会になっているかもしれません。
それよりも「自分たちは無症状の感染者かもしれない」という恐怖から実家に帰省できない事が一番辛く、Gotoトラベルで旅行をする人が増えていく中、私たちはどのタイミングで帰省できるのか・・・なかなか良い決断ができません。
幼稚園という集団生活を行なっている息子もいつ感染してもおかしくない状況なのですが、そんな息子が先日、風邪を引いてしまいました。
その際、新型コロナウイルスを含めた感染症の検査を受けてきましたので、今回はその様子をお伝えしていきます。
風邪の症状と検査までの流れ
新型コロナウイルスが感染拡大していく中で、咳や熱などの症状にとても敏感になっていました。
我が家では家族全員が毎日検温していましたが、アレルギーや喘息を持っている主人と息子の咳の症状には常に微妙なラインで生活していました。(喘息持ちの方はコロナ禍での生活に苦労されてると思います)
しかし、今回の息子の咳の症状はいつもと異なり、明らかに喉が腫れており、本人も咳のし過ぎで「お腹が痛い」と訴えていました。
熱は最高で37.4度。コロナ感染の基準となる発熱には至らなかったものの、万が一の場合を考えて「新型コロナ感染受診相談センター」へ電話相談しました。
新型コロナ感染受診相談センターへの電話相談
「新型コロナ感染受診相談センター」とのやり取りはとてもスムーズで、その後に自分たちがどう行動すれば良いのか明確にすることができました。
息子の場合は、「かかりつけ病院へ直接連絡し受診可能」という回答を頂きました。
病院によっては「受診拒否」をされるところもあるようですが、相談センターでは相談履歴を残してくれています。受診拒否のようなトラブルを避けるためにも、感染が疑われる場合はまず「新型コロナ感染受診相談センター」への連絡が望ましいと思います。
かかりつけ医院での診察
「新型コロナ感染受診相談センター」へ電話した後すぐに、かかりつけ医院で受診可能か確認を取り病院へと向かいました。受付後は、通常の問診票 + コロナ感染に関する問診票に記入し主治医の診察を受けました。
体温 (診察時は36.8℃) や喉の腫れ・聴診器診察などの症状から、「コロナに感染している可能性は低いだろう」という主治医の所見でしたが、コロナ感染の可能性もゼロではないということで『コロナウイルスとそれ以外の考えられる感染症の検査』の提案を受けました。
私自身も「なるべくコロナ感染を否定して幼稚園へ登園したい」という気持ちがあったので、入院という手間はありましたが感染の有無を明確にできることに安堵しました。
入院と検査の様子
はじめに。主治医からは「抗体検査」と伺ったような気がしたのですが、今回受けた検査の内容とネット上にあった新型コロナの検査方法を見比べるとどうも一致せず^^;結局、「 PCR検査・抗原検査・抗体検査 」のどの検査を受けたのか私には判断できなくなってしまいました。はっきりとお伝えできず申し訳ありません。
ただ、「感染症の検査」と聞くと怖いイメージを持ち、それが小さなお子様だと尚更心配になってしまうと思います。病院によって多少の対応は異なるかと思いますが、今回の息子の検査の様子を少しでも参考にして頂ければ幸いです。
さて、検査を受ける以上「新型コロナ感染の疑いがある」と診断された息子。ここからは隔離や感染症対策に基づいた対応に切り替わります。
入院の部屋が準備できるまでの間は他の患者様と接触しないよう別室で待機し、病棟まで案内してくれる看護師さんはキャップやフェイスシールド・ビニール製の防護服を身にまとってお迎えに来てくれました。
病棟までの道中は一般患者様も利用される所でしたがなるべく患者様の少ない所を通り、エレベーターは業務用のコロナ専用エレベーターを利用しました。
新型コロナ感染の疑いがあるということで「腫れ物に触るような扱いになるのかな」なんて思っていましたが、かかりつけ病院だったこともあるのでしょうか?「〇〇君久しぶりだね☆ってみんなで話してるよ」なんて気軽に話しかけて下さり、私も息子もあまり気負いせず検査に入る事ができました。
検査の流れ
息子の検査は、小児病棟に用意されたコロナ感染検査専用病室にて行われました。検査中は、息子と先生・看護師の3人で私は入室する事が出来ませんでした。
今回は、新型コロナウイルス以外にもインフルエンザやアデノウイルスなどの考えられる感染症の検査を同時に受けました。検査方法は、鼻の粘膜から菌を採取する方法で息子が苦手とする検査でした。(調べた所、新型コロナの粘膜採取方法はPCR検査?)
検査結果は1〜2時間程度で出るとのことで「その間お母さんはどうしますか?」との事。
検査後、息子が待機する部屋に入室してしまうと結果が出るまで外出禁止され、もし息子の検査結果が陽性だった場合は、私も濃厚接触者として隔離状態になってしまうそう。まだまだ一人にしておけない息子、「息子と一緒に居ます」と即答し、私もビニール製の防護服・ヘアキャップ・マスクを着用し検査後終了後入室しました。
検査結果
検査から1時間半後、すべての感染症において「陰性」という結果を受け、すぐに帰宅できました。
咳や発熱の原因は分かりませんでしたが、とりあえず一安心。「次の登園は明後日から」と病院から指示があったので、検査の翌日は自宅で安静にしていました。
新型コロナの流行がなければ幼稚園をお休みするだけで、こんなに急いで病院に行くこともなかったと思います。検査には手間や時間がかかり子供にも負担をかけてしまいますが、コロナ禍での「感染していないという安心感」には変えられないと思いました。
今年もインフルエンザワクチン摂取します
季節が秋へと変わり、インフルエンザのシーズンへと突入しました。
例年であれば10月でもインフルエンザの感染状況が報告され敏感になり始める頃ですが、今年は新型コロナウイルスの流行でマスクや手洗いうがいなどの感染対策が一般的となっていることもあり、インフルエンザの流行がなだらかであるとされています。
しかしながら、インフルエンザと新型コロナの同時感染を懸念し、重症化しやすい高齢者を最優先に乳幼児・妊婦へのワクチン接種が推進されています。
我が家でも感染症対策は厳しく行なっていますが、やはり怖いのは集団生活である幼稚園からの感染です。すでに鼻水垂れ流しの子もいますし、衛生的に良い環境とも言い難いですよね^^;
あくまで重症化を抑えるためのワクチンですが、少しでもリスクを抑えるために今年も摂取してきます。
これから通院が慎重になる冬がやってきますが、新型コロナウイルスやインフルエンザなどで病院がパンクしてしまわないことを祈りながら、私たち自身もしっかり感染予防し元気に毎日を過ごしていきます。
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