血友病を抱える息子の初めての運動会
- 2020.11.16
- 学校・スポーツ
2020年10月末日、我が家の長男初めての運動会が開催されました。
コロナ禍の為、年齢別・開催時間の短縮・観覧者の人数制限など、例年とは違う形での運動会となりましたが、息子が日々幼稚園で頑張り成長している姿が見られ、本当に良い運動会となりました。
血友病を抱えながらもクラスのみんなと一緒に頑張る息子の姿をご覧頂き、何かを感じて頂ければ幸いです。
年少組の演目
新型コロナウイルスの影響で、運動会は各クラスごと1時間程度の開催となりました。
運動会といえば出番待ち自由時間も楽しみの一つですが、今回は1時間演技しっぱなし^^;演目の数も多かったので先生も園児も大変だったと思います。
そんなみんなが頑張った年少組の演目をご紹介します^^
– 入場 –
まずはスキップをしながら入場☆スキップは幼稚園で練習して上手にできるようになりました。
– キッズヨガ –
準備体操にキッズヨガを2曲披露☆
– ダンス体操 –
次にストレッチを兼ねたダンス体操を3曲披露☆
– リレー –
赤白チームに分かれてリレーをしました☆バトンパスも上手にでき見事勝利しました!
– 障害物サーキット –
ロープ跳び→ロープ潜り→でんぐり返り→ケンケンパ→棒渡り→ジャンプの順で障害物をクリアしていきます。
少し怖がりな性格ですが、幼稚園ではどの競技にも挑戦しているようで・・・親の前とは違う頑張り屋な一面が知れて感動しました。
– ダンス –
『ドクタースランプ アラレちゃん』のダンスを披露☆「んちゃ!」と大きな声で決めポーズ!
– 手話・メダル授与 –
「今日は見に来てくれてありがとう」と手話を交えた披露に、私は涙を堪えるのに必死でした^^;
運動会終了時に貰った「金メダル」。息子はこれが一番嬉しかったようで、帰宅後も大切に持ち歩いていました。
運動会での保護帽子着用について
今回の運動会、着用した保護帽子は『ほっと安心帽カラー帽子タイプ』のみでした。
通常の園生活であれば、体操教室(今回の演目障害物サーキット)ではヘッドギアを着用していますが、息子の技量と演技終盤に次の演目の衣装に自ら着替えることを考慮し、ヘッドギアの着用を取りやめました。
『ほっと安心帽』は相変わらず大活躍!やはりボリュームのある『ほっと安心帽』は可愛いですね^^
運動会を終えて
息子は幼稚園での活動に制限をかけず過ごしていますが、親としてはいつ起こるか分からないトラブルに怯えているのが正直な気持ち・・・「今日は何したの?」「怪我はしてない?」と聞くのが日課になっています。
普通のようで普通でない。そんな複雑な感情が湧いてきますが、運動会で見た息子の姿は誰よりも輝いていて私の不安をかき消してくれました。
血友病診断当初から主治医に「『危ない、やめなさい』と活動に制限をかけず、子供の思うように活動させてあげて下さい。見守ってあげて下さい。」と言われていましたが、まさしくその通り。幼稚園でお友達と遊んだり、新しい事に次々と挑戦したり、ルールに従いながらも自由に学べる幼稚園に入園してからの成長は著しいものでした。
それも毎日息子のことを見守ってくれる先生方のおかげ。
そして、こうして息子がお友達と同じように活動できる血友病の治療環境に改めて感謝しました。
私たちは息子を影で見守り備えることしか出来ませんが、親から離れて幼稚園で頑張る息子をたくさん褒め、これからの成長へ繋げていこうと思います。
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