『ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ』で頭部を守り、幼稚園生活を安全で快適に!
- 2020.05.02
- 子どもを守るグッズ紹介
血が止まりにくい疾患「血友病」の息子が、より安全に幼稚園生活を送るためにと保護帽子の使用を検討していた時のこと。
「幼稚園指定のカラー帽子に上手く細工をしてクッション性を持たせられないかな?」
と思案していましたが、裁縫が苦手な私には到底無理で「誰か幼稚園の帽子を上手く活用していないかな?」とネット検索したところ・・・
見つけました!これぞ私が探していたアイテム!!
今回は、幼稚園のお友達と同じカラー帽子で頭部を守れる『ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ』をご紹介していきます。
こちらのアイテムは、病気や障害関係なく全国の幼稚園や保育園で採用されるべき素晴らしいアイテムです。血友病のお子様はもちろん、お子様の園生活をより安全にしたい親御様、大切なお子様を預かる園の先生方、ぜひ一度ご覧下さい。
ほっと安心帽 / カラー帽子タイプの特徴
『ほっと安心帽』は、GROWITH 株式会社様が取引先と共同開発された商品で、実際に保育園を運営され子供たちの安心安全について考えていく中で完成されました。
保育園や幼稚園では毎年平均約60,000件の事故が発生し、その60%超が頭部に集中しているというデータから、それに対する安全対策の必要性を強く感じ『ありそうで無かった、頭部保護機能付き帽子』の開発を開始されました。
また、幼稚園保育園・小学校の多くは保護機能のない従来型のカラー帽子や紅白帽子を日常使いし、非常時にしか使用されない防災頭巾を備蓄しているという点にも着目。
日常での快適性に重きを置きながらも、いざという時の様々なリスクをも避けることができる< 快適性と安全性 >を兼ね備えているのが『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』の大きな特徴です。
防災への備え
『ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』には防災頭巾を更に30%以上も上回る衝撃吸収効果をプラス
『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』は、普段の生活の中で起こりうる様々なリスクから頭部を守り、更には突発的災害時に防災頭巾以上の衝撃吸収力により子供達の頭部を守る仕様となっています。
多くの保育園幼稚園・小学校では非常用の防災頭巾を備蓄しています。息子も幼稚園のロッカーに備蓄していますが、いざ災害が起きた時、瞬時に使用することはできるのか?いくら避難訓練を行ったところで3歳児が冷静に行動できるとは思えず、使用するのは災害が落ち着き避難する時になるでしょう。
近年では、「数年に一度の」「今まで経験したことのない」と言われる災害が多く、いつ来てもおかしくないとされる大地震もあります。
全てを守ることはできなくても「普段から防災頭巾以上のものを使用している」という安心感はとても大きなものではないでしょうか。
キッズデザイン賞受賞
キッズデザイン協議会が発彰した子供達の安全・安心に貢献するデザインに送られる賞で、2018年にほっと安心帽が高く評価され受賞されています。
更に2019年には、新規性や独自性の高い優れた商品として千葉市からも認定(千葉市トライヤル発注事業認定商品)を受けるなど、とても未来ある商品です。
ほっと安心帽 / カラー帽子タイプの詳細
- 商品名 : ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ
- サイズ : S , M , L
- カラー : S / 3色展開 M , L / 12色展開
- 素材 : ポリエステル , 指定外繊維 ( クッション材 : 発砲ポリエチレン )
- お手入れ : 丸洗いOK
- 商品URL : http://www.hotto-anshinbou.com
購入についてもこちらのURLのお問い合わせからとなります。
6つのポイント
1 . クッションが衝撃を吸収
帽子内部には衝撃を約3分の1に軽減するクッション材が入っています。防災頭巾を上回る衝撃吸収効果で、遊具や友達との衝突など日常にある突然の衝撃から頭部を守ります。
2 . 通気がよく蒸れにくい
内部のクッション材に開けられた通気穴の効果で、蒸れを軽減しています。
3 . 汗を吸収 & ひんやり触感
ネックカバーの頸動脈にあたる部分には、高吸収剤「ベルオアシス」を採用。汗を素早く吸い取って、気化熱により冷却してくれます。
保護帽子のほとんどは頭を守るために保護材と頭部が密着しているため、蒸れとは切っても切れない関係と感じていましたが、『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』は、頭部に直接触れる布がとても軽いため、手に取ってみるだけでも蒸れへの心配が軽減されます。
4 . 丸洗いOK
たくさん遊んで汗をかく子供の帽子。丸洗いできるのはとても嬉しいですね。
5 . UVカット加工で紫外線ケア
帽子の外側にはUVカット加工が施された生地が採用されています。日よけ用のネックカバーもスナップボタンで簡単に着脱できます。
6 . 軽くて収納もコンパクト
超軽量クッション材のため、重さも従来のカラー帽子と遜色ないレベルです。
コンパクトに折りたためるので収納にも助かります。型崩れの心配もなさそうなので、子供がクシャッとカバンに入れても安心です。
衝撃を体験した面白い実験動画
一般的なカラー帽子と『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』の衝撃度を比較した実験動画です。深澤社長が自ら体験されているとても面白い動画となっていますので是非ご覧ください^^
着用の様子
一見、一般的なカラー帽子と変わりませんよね。この自然さで保護機能がついているなんて本当に素晴らしいです。
息子は頭部保護目的で室内でもカラー帽子を着用するので、「お友達に帽子のつばが当たってしまわないように」と前後を逆に着用させてみた写真も含めています。
一般的なカラー帽子と比較
実際に息子の幼稚園で使用されているカラー帽子と比較してみました。
クッション材が入っているので見た目にボリュームはでますが、どうでしょう?ほっと安心帽の方が可愛くないですか^^普段からクッション性のある帽子を使用しているせいか、「普通の帽子ってこんなに薄かったんだ」と驚いてしまいました。
カラーに少し差はありますがこの程度であれば全く気になりませんね。
使用してみた感想【2020.11 追記しました】
素材は柔らかく肌触りが良いので、息子も違和感なく着用できました。軽量ということで実際に重さを測ってみましたが、一般的なカラー帽子が52gに対し、『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』は93g。数字としては差がありますが、手に取った感じや着用した感じは遜色ありませんでした。
一般的なカラー帽子に比べボリュームはありますが、真夏の直射日光を軽減してくれる熱中症対策にも一役かってくれるのではないでしょうか。ピンクと白のリバーシブルで使用できるのも嬉しいポイントですね。
夏場の熱中症について
熱中症が気になる夏場、息子が幼稚園生活の中で『ほっと安心帽』を着用しているのは園庭での活動のみで、室内では活動内容に合わせて「ヘッドギア」を着用しています。
『ほっと安心帽』使用開始時には「屋内外問わずほっと安心帽で統一して使用したい」と考えていましたが、熱中症の問題で以下のような相談が先生からありました。
先生「現在、ほっと安心帽を園庭と室内で着用していますが、暑さが増してきて汗のかき方がどうしても気になります。室内では以前使用していたヘッドギアを使用してみてはどうでしょうか?」
私「やはり、通常のカラー帽子より汗をかきやすいですか?」
先生「いいえ。汗のかきかたはみんな一緒です。「頭濡らしました!」ってくらいみんなが汗をかくんですけど、常に帽子を着用している息子くんはみんなの倍、汗をかくことになるんですよね。熱中症の問題もあるので少しでも通気性の良いヘッドギアを使用した方がいいかなと思います。」
私「そうなんですね、わかりました。ヘッドギアも常備しておくので、あとは先生の判断にお任せします。」
と言う事で、熱中症が気になる夏場の室内ではヘッドギアを使用することになりました。
ほっと安心帽を使用している方で「熱中症への不安」を抱えている方も多く、私も「通常のカラー帽子より蒸れやすいのかな?」と心配していましたが、『ほっと安心帽』の特徴でもある通気性や汗を吸収してくれる素材のおかげで、汗のかき方に大差はありませんでした。
ただ、どんな帽子にも言えることですが、熱中症対策として「長時間の着用」は避けた方がいいかもしれません。熱を発散させる時間を設ける為に、より通気性の良いヘッドギアを併用したり、帽子を着用しない時間が夏の暑い時間には必要なようです。
素材の強度については全く問題なく、毎日ネットに入れて洗濯していますが型崩れ・生地のヘタれ・色落ちは全くありません。速乾性についても、夜洗濯して干しておけば翌日には乾いているので毎日清潔に使用できています。
現在4歳の息子( 頭位約51cm )はLサイズを使用していますが、購入の際にはサイズ選びに悩みました。『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』のお問い合わせページにて相談した際、サイズ選びのポイントについていくつかアドバイスを頂きましたので、そちらも紹介致します。
サイズ選びについて
私が『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』を購入するにあたり一番悩んだのがサイズでした。
「1〜2歳のお子様向けがSサイズ」との記載があったので、当初は息子にMサイズで検討していましたが、以下のような点からLサイズへ変更しました。購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
【 サイズ選びのポイント 】
- 本商品販売実績のうち、概ね70%程がLサイズ
- 年中〜年長さんであれば殆んどの方がLサイズを購入している
- 仮にサイズが大きかった場合でも、首元の日よけホックの位置をずらすことでサイズ調整(小さく)が可能【上記画像参照】
- クッション材が内蔵されている関係で、表示サイズより少し小さめの印象
- 今後の成長のことも考えたサイズ選びを
カラー選びについて
カラー展開が12色もあるのが、この『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』の大きな利点です。少しでもお友達のカラーと合わせたいですよね。
『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』のHP上には、「光の具合により、実物のカラーとは異なって見える場合があります」と記載があります。そこで『 ほっと安心帽さんのインスタグラム 』を拝見してみると、展示会で実際の商品が並べられている写真がありました。とても参考になりますので、皆さんもカラーの参考にご覧頂ければと思います。
頭を守ることの大切さについて改めて考える
以前、息子の幼稚園探しを行なっていた際、病気のこともあって「幼稚園で起こる怪我の実情」というのも伺っていました。「頭から血を流していた」「頭を縫う程の深い傷だった」など痛々しいものも多くあり、中にはそうゆう大きな怪我は日常に溢れる当然のことのようにお話しされる先生方も多くいらっしゃいました。
「痛みを知ることで身の回りの危険を学んでいく」という考え方も耳にしますが、果たしてそれは保育の現場で求められることなのでしょうか?怪我から学ぶこともあるかもしれませんが、傷ついた体は強くはなりません。それが頭なら尚更、その傷はこれから大きく成長していく大切な子供の脳にダメージを与えているかもしれません。
保育の現場では、子供達を守るために様々な工夫を凝らしながら安全対策を行なっておられます。それでも全ての園児を守ることは不可能で、最終的に『見守る』しかできない保育の現場では子供の危険を直接守れる保護帽子が必要不可欠ではないでしょうか?
正直、私も息子が血友病でなければ保護帽子を使用しなかったかもしれません。しかし、保護帽子を使用したからこそ、その必要性や有り難みを強く感じます。
< 保護帽子 = 病気・障害 > というイメージは強いですが、この『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』はみんなが同じ目的で使用できる素晴らしいアイテムです。
血友病やその他の病気を抱えておられるお子様の保育・幼稚園生活の参考にして頂きたいのはもちろんですが、現在、元気に通園されているお子様の親御様、こんな帽子が通園先で採用されていたらどうでしょう?安全に配慮していて好感を持てますよね^^
大切なお子様を預かり日々の保育に奮闘しておられる保育関係者様、この帽子で怪我が減らせたらもっと安心して子供達を見守れますよね。先生方の精神面も楽にしてくれるアイテムとなるのではないでしょうか。
この『 ほっと安心帽 / カラー帽子タイプ 』が、子供・親・先生の安心安全の支えとなり、保育の現場で起こる事故や怪我が少しでも減ることを願います。
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