補助輪なしで自転車乗れたよ!『People ケッターサイクル』のご紹介【ランニングバイク〜自転車編】
- 2021.01.11
- 子育て
前回、【三輪車〜ランニングバイク編】として長男が使用した『へんしん!サンライダー』をご紹介していきました。
今回は、【ランニングバイク〜自転車編】としまして『People ケッターサイクル』をご紹介しながら、我が家流の自転車指導法もご紹介していきます。
子供の自転車選びはなかなか難しいですが、お子様に適した自転車選びの参考になれば幸いです。
『People ケッターサイクル』のご紹介
今回、息子に購入した『People ケッターサイクル』はランニングバイク(足けりモード)から自転車(自転車モード)へ切り替えられる2WAYタイプで、補助輪をパスして自転車に乗れるというのが大きな特徴です。
ちなみに、購入時身長105cmの息子には『14インチ』 ターコイズブルー を購入しました。
最後まで16インチと悩みましたが、実際に乗車してみた雰囲気や車体の重さから14インチに決定しました。ですが、購入してみて「16インチでも良かったかも」と今では思っています。
『People ケッターサイクル』のサイトでは自転車選びについてもご紹介してくれていたので、後ほど、私たちの経験も踏まえながらご紹介していきます。
『People ケッターサイクル』の特徴
- 足けりモードから自転車モードに切り替えられる2WAYタイプ
- マルチアジャスト機能で最大5年間と長く乗れる
- 子供の成長に合わせてサイズが選べる
- ペダル・チェーンの取り付けが簡単
- 軽量で扱いやすい
足けりモードから自転車モードへ切り替えられる2WAYタイプの『People ケッターサイクル』は、ランニングバイクで楽しむのはもちろんですが、自転車に簡単に乗れることを意識した自転車という印象がとても強いです。
子供が安心して乗れることに重点を置きながら、People独自のマルチアジャスト機構と呼ばれるフレームデザインのお陰で最大5年間乗れるというのも親にとって嬉しい点で、年齢や身長に合わせて12〜18インチとタイヤサイズ選びの幅が広いのも大きな特徴です。
自転車モードに切り替える際には、約5分でペダル類が取り付け完了とのこと。実際、主人が取り付けてくれましたが、我が家では約10分で取り付けが完了しました。必要な工具は付属されていないので、ソケットレンチ・(+)ドライバーを使用し取り付けましたが、購入店舗へ持ち込んでも取り付けてもらえると思います。
自転車の軽量化はどのメーカーも目指していることだと思いますが、今回息子が購入した14インチのペダル付きで9.1kg。正直、子供にとっては重たさを感じてしまいますが、自転車を押したり、自転車が倒れてしまっても息子自身の力で対応できるので全く問題ありませんでした。
我が家流!ランニングバイクから自転車へのトレーニング方法
まずは、自転車の大きさや重さ・ブレーキの使い方を覚えるため、しばらくは足けりモードで自由に遊ばせました。そして、新しい車体に慣れてきたら、自転車モードでチャレンジ!
補助輪付き自転車から自転車へ移行する際に最も障害となるのが「バランス感覚」で、そこにハンドル + ブレーキがプラスされることで恐怖心が更に増してしまいます。
では、バランス感覚が十分に養われたランニングバイクから自転車へ移行する際に障害となる点は何なのか?
息子の場合は『ペダルの漕ぎ方』が大きな問題点となりました。
特に息子の場合、三輪車からランニングバイクへと移行できる『へんしん!サンライダー』の使用時、三輪車モードのペダルに一切足を置いてくれず、すぐに取り外してしまった為にペダルの漕ぎ方を教えることができませんでした。
それが自転車に挑戦する際に大きな問題点となりましたが、そこで考えたのが「我が家流ペダルの練習法」でした。
我が家流ペダルの練習法
いくら慣れた自転車とは言え、ペダルが付くだけで別の乗り物になってしまいます。ましてやペダルの漕ぎ方が分からなければバランス感覚も崩れてしまいます。
まずは片足だけペダルに乗せて足けり走行。これは簡単にできました。そこから「勢いがついたら両足を乗せてごらん」とチャレンジしてみましたが、足がうまく乗らなかったり、乗っても足がペダルから外れてしまったりと「ペダルを漕ぐ」という動作が全くできませんでした。
そこで「ペダルの漕ぎ方」だけを集中的に教えることにしました。
写真のように、後輪をあげてペダルの回し方を指導していきました。はじめは自転車の前後を補助し練習していましたが、息子も慣れてくると自らバランスを取りペダルに集中することができていました。
息子の場合は「足がペダルから離れてしまう」というのが大きな問題点で、回し方・力の入れ方が上手くいかないようでしたが、足が離れてしまっても「とにかく前に漕ぐこと」を教え、ペダル練習は10分ぐらいで終了しました。
さて、これで自転車に乗れるようになったのか・・・?
恐怖心に打ち勝って自転車乗れたよ!
「我が家流ペダル練習」を終え早速実践へ!
まずは片足をペダルに乗せスピードアップ。後は息子のタイミングでペダルを漕ぐだけ。やはり、始めは恐怖心からなかなか挑戦できず、今日の練習は終わりにしようと諦めかけたその時!
向こうから走ってくる息子がペダルに両足を掛け、1・2・3と漕ぐことに成功!グラグラと自転車を揺らしながらも、自らブレーキを掛け止まりました。
「もう一回行ってみる」と自信も付き、数メートルとは言え自転車に乗ることができました。
自転車練習といえば「転けて傷だらけ」というイメージがありますが、これもランニングバイクの特訓の成果か、バランスは崩しても一度も転けたことはありませんでした。
また、ブレーキの使い方もとても重要だと感じたので、今回購入した『People ケッターサイクル』の足けりモードでバランス・ブレーキの使い方をマスターしていたことは非常に良かったと感じました。
子供の自転車の選び方
最後に、『People ケッターサイクル』のHPで紹介されていた自転車の選び方を学びながら4歳の息子の自転車の選び方についてお話ししていきたいと思います。
自転車屋さんに行くと様々なデザインの自転車が並び、子供は好みのデザインの自転車を選びますが、親としてはどのタイプの自転車が子供に合っているのか非常に悩んでしまいますよね。
我が家の息子も4歳にもなると好みがはっきりとし、かっこいいデザインのものを欲しがっていましたが、「こっちの自転車はココがかっこいいよ」と誘導していました^^;
欲しい自転車が決まると次に悩むのがサイズ。自転車にはインチ数にあった適正年齢や身長が記載されてるのでそれを参考に選んでいきますが、同じインチ数でもサドルの高さなどメーカーによってに差があるようで、購入後に「足が届かない」「ハンドルが遠すぎる」などの問題でサイズが合っていなかったというのがよくあるようです。
そのため、「実際に自転車にまたがってみること」が大切で、その上で以下の点に注目していくことをお勧めされていました。
両足がしっかりと地面に着くこと
特に2〜3歳の子供は運動能力が未発達でブレーキレバーを握って制動が難しいため、足を突っ張って止まるのが基本の姿勢になります。その時、足がしっかり着いていないと恐怖心を抱いてしまいます。
「大人の場合、サドルは少し高い方が良い」と考えられていますが、子供の場合は恐怖心をなくすためにも「両足がしっかり地面に着くことが大切」とPeopleさんは考えていらっしゃいます。
確かに、自転車に乗れるまで子供は何度も何度も足を着きます。その時に少しでも安定した体勢が取れることは、子供にとって大きな安心に変わるかもしれませんね。
ハンドルを握った状態での姿勢
ハンドルが遠すぎると前傾姿勢になり視野も狭くなってしまいます。逆に近すぎると肘が大きく曲がり窮屈になってしまいます。
「背中が直立し、肘が軽く曲がるハンドルの近さ」が適正とされています。
なるべく長く乗りたいなら
自転車は高価なため、「少しでも長く乗りたい」とワンサイズ大きめのインチ数を選ぶ方が多いようですが、自転車によってはハンドルポストやサドルが伸びず、結局買い替えのタイミングが一緒ということもあるようです。
「本当に長く乗るのに適しているのは、サドルとハンドルポストの長さ調節ができるもの」で、できればサドルとハンドル間が離れるように伸びていくものをお勧めされています。
ブレーキについて
私たちは自転車購入時「ブレーキが使いやすいかどうか」を気にしていましたが、これについて『People ケッターサイクル』のHPで少し記載がありました。
ハンドルを細くしたり、レバーの引き抵抗を軽くするなど機械的な工夫をしても、「止まるときはレバーをにぎる」という行動自体が子どもの能力的に難しいため決定的な解決にはなりません。
私たちは自転車選びの中で「ブレーキが固そう・握りにくそう」と試していましたが、そもそも子供にとってブレーキは難しい動作なので、自転車選びの重要なポイントにはならないのかもしれません。
実際に、決して力が強いとは言えない息子でも回を重ねるごとにブレーキに慣れていったので、ブレーキに関しては慣れることが大切なのかもしれません。
いろんなメーカーを比較して子供に合った自転車選びを
今回は、息子が購入した『People ケッターサイクル』を紹介していきましたが、ランニングバイクから自転車へ移行できるものは他にも販売されています。
自転車はどれも高価なだけに選び悩んでしまいますが、実際に目で確かめ、お子様に試乗してもらって決めていくのが失敗しない大きなポイントかもしれません。
その際に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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