父親目線で語る「パパのつぶやき」始めました。
- 2019.06.13
- 雑談
皆様はじめまして、サイト作成担当のパパです。
サイトを立ち上げてから半年以上が経った訳ですが『LIFE〜血友病と生きる〜』も、少しずつではありますが多くの方に訪問して頂けるようになってきました。
日頃からチェックして頂いてる皆様、いつも妻の記事をご覧頂きまして誠にありがとうございます。
さて、今日から僕も不定期ではありますが記事投稿することにしました。
本タイトルにもあるように、「パパのつぶやき」と題して、父親目線で語る血友病関連のこと、子育てに関連すること、または血友病以外の記事などジャンルを問わず書いていきます。
ですが、記事と言ってもただの「つぶやき」です。お暇がある際にでも読んで頂ければ幸いです。
まずはとりあえず語らせて
息子ができるまで、僕は子供が欲しいという強い想いがありませんでした。子供は嫌いじゃないけど、自分自身がまだまだ子供なのに、「親になって子供を育てる」ことへの自信がなかったんだと思います。
息子が産まれてくるまで、楽しみな気持ちや不安な気持ち、様々な気持ちを持っていました。が!
変わるもんですね〜。自分でもビックリするくらいに溺愛です。昨日より今日、今の息子が一番です。よく耳にする「子供ができたら変わる」話の典型的なタイプとは僕のことです。
そんな中、息子が1歳半の時に血友病A重症の診断を受けました。
妻は現在、保因者診断の結果待ちですが、家系に血友病患者はいません。そして僕も。だから主治医から診断を受けた時は、「血友病って何?」「重い病気ではない…よね?」ってな感じで…。
そして、診断を受けた息子が初めての治療を受けた日は忘れる事ができないですね。情けないことに僕は処置室の前で泣いてしまいました。
病について理解する間もなく治療が始まり、処置室の中からは聞いたことのない息子の泣き叫ぶ声が延々と聞こえてくるんですから。
手を握ってあげることも出来ない自分が情けなくて悔しくて。けど、何より頑張っているのは、患者本人、息子なわけです。分かっていても涙を抑える事ができませんでした。
それが今では一人で治療を受けるまでに。何なら、頻繁に注射ごっこさせられてます。今日はボールペンで注射ごっこをしました。息子に「空気抜いてね?」とか指示を受けるんですが、一つ一つの工程がリアルってのが凄い。妻も一緒に息子のボールペン治療を受けていたんですが、
妻「息子先生の注射痛くなかったよ」
息子「ペンだから痛くないよ」
息子には頭が上がりません。
今後について
妻の最新記事でもありましたが、ついに我々も注射を学ぶ時期が近づいて参りました。
私も初回から参加することになっていますが、ぶっちゃけチョー不安です。主治医から、「父親が意欲的なのは珍しい」なんて会話を妻としていたらしいのですが、それは責任感と妻に任せっきりは避けたい想い、何より息子が頑張っているのに自分は見ているだけなんて出来ない、というものからであって、内心は息子に針を刺す光景を想像するだけで「無理〜!」「やりたくない…」です。
新たな試練があるたびに、血友病と向き合ってこられた先輩方の凄さを痛感します。当然それが日常になるわけですから「そんな時もあったな〜」くらいになるんでしょうが、先輩方お一人お一人がどの様な心境で当時を臨まれたのか、個人的に興味があります。
と同時に、病に重いも軽いもないけれど、様々な病気があり様々な苦労がある中で、親が治療を行うってのも珍しいんじゃないかと思っています。私が知らないだけかもですが。
と、今回はここまで。こんな感じのクオリティですが、ここまで読んで下さりありがとうございました。
私のつぶやきは不定期投稿になりますが、普段からサイト訪問して下さっている方、そして私と同じお父様方にも読んで頂ければ嬉しく思います。
ではまた次回!
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