会社員の夫が妻の髪をセルフカット!自宅でレディース ミディアムレイヤーカットに挑戦!

会社員の夫が妻の髪をセルフカット!自宅でレディース ミディアムレイヤーカットに挑戦!

こんにちは、パパです。

前回は、当時3歳の息子の髪を自宅でカットしている様子をご紹介しました。その際に『我が家の専属スタイリスト』と言葉を用いましたが、実は妻の髪についてはく程度しかしていませんでした。

*息子の髪をセルフカットした記事は「3歳の男の子の髪の毛を自宅でカット!我が家のセルフカット方法を画像と共にご紹介」の記事をご覧下さい。

 

髪は女性の命。これは美容師挫折組の僕でも重々承知しており、妻から「前髪カットして」「少しだけ長さ整えて」と言われても避け続けてきました。
しかし、この記事の投稿時期は新型コロナウイルスの流行下。そして妻が妊娠8ヶ月目であること。となれば、ここは僕の出番です!

今回も前回同様、カット講座ではありませんが、『会社員の夫が妻の髪を切る』という特殊な光景を記録しましたので、お時間の許す限りご覧ください。





セルフカットで準備した物

  • ハサミ・すきバサミ
  • コーム
  • ダッカール
  • 霧吹き
  • クロス

 

ハサミ・すきバサミ

 

今回も美容学校時代に使っていたハサミを使用しました。100均やネットショップにもハサミセットが販売されていて、手軽にハサミを購入できるのはとてもいいですね。

その他の道具

 

コーム(クシ)は写真のようなタイプが望ましくカット中は常に使う必需品です。

ダッカール(髪どめ)は、髪を小分けにしながら切り進める為、3〜4個は必ず準備して使います。

霧吹きはハサミでカットする際に使用します。髪を濡らすことで髪のまとまりが良くなる、どこを切れば良いのかが分かりやすくなる、毛先の傷みを抑えることができる、など様々なメリットがあります。

クロスは100均で購入した子ども用を妻に使用しました。切った髪をクロスが受けてくれる仕様なので後片付けも楽なのですが、子ども用ということもあって受け漏れる髪もあったりと、小ぶりサイズに苦戦する場面もありました。

 

カットの仕方

※顔出しは行っていないので写真は全て後ろ姿になります。前髪についてはカットしていません。

 

概ねの工程は以下となります。

  • 準備
  • 髪の長さを作る
  • レイヤー(段差)を作る
  • いていく
  • 微調整・確認後、完成

 




準備

 

首にタオルを巻いて、100均で購入した子ども用クロスを被ってもらいます。

息子の時と見比べると一目瞭然で、切った髪を受ける範囲が狭くなっています。切った髪を自らクロスに放り込んだり、受け漏れた髪が床に落ちてしまったりと苦戦する場面もありましたが、やはり後片付けはスムーズに行えました。

 

 

 

長さを決めよう

霧吹きで髪を湿らせ、しっかりとコームで髪をとき、髪の長さを決める重要なカットを行います。乾いた時に少し短くなることも踏まえ、イメージより長めに残すことに注意しながら、後ろから耳横までハサミを真横にバスバス切っていきます。

肩にかかる髪は長さが測りずらいため注意が必要で、慎重に切っていきました。

 

 

「あぁ…後戻りできない…」

 

妻には気丈に振る舞いながらも、心の中では「この後どうすれば良かったっけ…」「こんな髪型でお外へ出させる訳にはいかない」「やり切らねば!」とあれこれ考えておりました。

 

 

 

パッツン髪の毛をボカそう

すきバサミを使ってパッツンになった髪をボカしていきます。仕上がりが自然に見えるように、ハサミは縦に2〜3回入れています。

 

 

ある程度ボカせたところで、今回のカットスタイル最大の特徴である、レイヤー(段差)を作る工程に移ります。

 




レイヤー(段差)を作っていこう

 

現状はワンレングス(真っ直ぐ切り揃えたスタイル)なので、表面の毛は短く内側の毛が長くなる『段』を付けたようなスタイルに仕上げていきたいと思います。

僕が行ったカットの方法をイラストでご紹介します。

 

 

 

レイヤー(段差)をつけることで髪に動きが出たり、小顔に見せるなどの効果があるそうです。

僕の場合、失敗を恐れ慎重になるが余り[Step1]の赤点線であまりカットしなかった為、小さなレイヤースタイルとなってしまいました。

サイド(耳回り)については、後ろに比べて髪の生えているところが少ない為、[Step2]の工程は行っていません。

 

 

正直、出来てるのか出来ていないのかさえ分かりませんでしたが、失敗が怖くて突き進むことにしました。

 

 

 

いていこう

き方にもポイントがありますので、解説しながらご紹介します。

 

 

まずは耳の辺りで髪を取り、きバサミを使いながら『V』の字にバスバスと切っていきます。耳横の毛は毛量が元々少ないので、カットはしません。

 

 

 

指通りが軽くなってきたら、耳上辺りで髪を取り直し、同様にカットしていきます。

 

 

 

次はトップに近い辺りで取り直し、同様にカットします。

 

 

 

切れたら髪を下ろし、最後にトップから生える毛をいていきます。

ここでは、レイヤー(段差)になる角度でハサミを入れています。また、サイドの毛も含めてグルっと全体的にいていきます。

 

最後に、妻にも確認してもらいながら、不揃いの毛やきが甘いところなど微調整を行いカット終了です。

シャンプーとドライ後、セットはせずにブローのみで写真に収めました。それでは、会社員の夫が妻の髪をセルフカットしたBefore・Afterをご覧下さい。




Before・After

Before

 

After

 

カット終了後、妻から「ありがと〜」と言葉をもらっていましたが、翌日に「パパ、やっぱりいい感じやで!」と追加で言葉をもらい、僕もホッと胸を撫で下ろすことができました。「やっぱり」の言葉には引っかかりましたが…。

 

所要時間は撮影をしながらカットしていたこともあり、カットだけで1時間半程かかってしまい妻に負担をかけてしまいました。
この経験を次回に生かし、『我が家の専属スタイリスト』になれるよう腕を磨いていきたいと思います。

 

妻の髪を切り終えて

 

いかがでしたでしょうか。一般的に、素人の夫が妻の髪を切るなんて話はそう聞かないと思いますし、僕自身もカットする以上は大きなミスがないようにと予習を何度も繰り返し備えていました。

新型コロナウイルス感染予防の意味も含め今回のカットに挑みましたが、またいずれ妻から注文があった日には、この経験が生かされることを願います。

 

この記事を通して「皆さんもチャレンジして下さい」と締めることはできませんが、読みながら「一風変わった家族もいるんだな」「面白いな」と感じて頂けていれば幸いです。最後までご覧頂き、ありがとうございました。